YOU CAN FIND
ALBUM:
『SPEEDWAY』2007/12/5
MUSICIAN:
小室哲哉(Piano)
NOTE:
1記事目は、IDやブログタイトルにもしたこの曲について。
小室哲哉19歳の時に、地元の先輩ミュージシャンであった故 阿部晴彦氏の依頼によって作詞されたものを基にしたInstrumental。
詩からは「ELECTRIC PROPHET」や「17 to 19」に続く小室哲哉元来のロマンチシズムが溢れている。
2007/12/23放送のテレビ東京 ”みゅーじん”では、
「この頃の野心やエネルギーを持ってろと(略)(19歳の自分に)怒られた気がした」という趣旨の発言をしている。
「ACTION」では
”過信という名の開き直りから 自分が許せない
出来ることなら 出来ないことでも 悔しさを残すより まず1歩走り始めた”
と綴られ、小室哲哉の当時の苦しさが垣間見えるが、
この「YOU CAN FIND」では若かりし日の自分に喝を入れて欲しかったのだろうか。
このあたりの苦悩がのちの「I am」へ繋がるステップとなったのだろうと感じられる。
タイトルにしておきながらも、決して好きな曲の上位というわけではない本曲だが、TM NETWORKの過去と未来をまさにタイムマシンのように繋ぐ、シンボリックな1曲である。